昭和24年1月12日生まれ。昭和54年「風の歌を聴け」で群像新人文学賞。「羊をめぐる冒険」(57年野間文芸新人賞)など独特の喪失感のただよう作品をつぎつぎに発表,62年刊の「ノルウェイの森」は空前のベストセラーとなった。平成8年「ねじまき鳥クロニクル」で読売文学賞。9年「アンダーグラウンド」,12年「神の子どもたちはみな踊る」,14年「海辺のカフカ」を刊行。現代アメリカ文学の翻訳も多数ある。18年フランツ-カフカ賞,フランク-オコナー国際短編賞を受賞。19年朝日賞。21年イスラエルのエルサレム賞受賞。同年「1Q84」(BOOK1・2)で毎日出版文化賞。24年国際交流基金賞。同年小沢征爾との共著「小澤征爾さんと、音楽について話をする」で小林秀雄賞。京都出身。早大卒。
代表作
『風の歌を聴け』
『羊をめぐる冒険』
『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』
『ノルウェイの森』
『ねじまき鳥クロニクル』
『アンダーグラウンド』
『海辺のカフカ』
『1Q84』